お気に入りを手放したときの話

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働くようになって、ほぼ一目惚れして買ったのは200万弱のフランス車。
可愛くてとってもお気に入りで、整備もきちんとしながら10年乗りました。

本当に大事な相棒でしたが、結婚して生活スタイルが変わり、乗る機会が明らかに減ってしまいました。旦那の車もあったので、今後の維持費を考えると古い方の私の車を手放そうか。
でも・・・

大事に乗ってきたし、当時はpenpecoといえばその車だよね、と周りからも言われるくらいで自分のアイデンティティみたいな部分もありました。その車によって、新しい友達もたくさんできました。なくなったらさみしすぎる。

しかし、乗る頻度と維持費を考えると・・・・・

こんな感じで1年ぐらい堂々巡りして悩みましたが、昨年末ついに手放しました。
査定をしてもほぼ値段はつきませんが、タダでもいいから自分が安心して引き渡せるかが重要。

色々思いつく限り当ってみたところ、ラテン車専門に見ている整備工場が引き取ってくれることに。その車の価値や私の車に対する思いを汲んでくれて納得して引き渡すことができました。「まだ乗れるし、乗りたい人いると思う!」と。
でも、その工場でなら、たとえ部品取り車になったとしてもいいと思える納得の手放し先でした。

手放した今、気持ちはすっきりしています。

多少負担を感じていた維持費がなくなったこと。
モノにはいつか終わりが来るけど、自分にとっての終わりを納得の形で迎えたこと。

最初から最後まで、きちんと面倒見たと言える思い出深い一台です。

国産車にはない、仏国の”車に対する考え方”も味わえて勉強になりました。

その話はまた今度。

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