夫の黒い帆布のショルダーバッグ。
夏の旅行で強烈な日差しに当てたせいか、色が褪せて全体的に赤茶色っぽくなってしまいました。
革のパーツもあるので、染め液にドボンと浸けるわけにもいかず、どうしたものかと思っていましたが、染められるスプレーを発見!
仕上がりにも満足できたので、ご紹介します。
染めQとは?
染めQは、はナノ粒子で染色するスプレータイプの塗料です。
素材にしっかり浸透・密着するため、固まったりバリバリになったりせず、革や合皮といった柔軟な素材にも使えます。
- 用途:バッグ・靴などの色替え・補修
- 対応素材:本革・ビニールレザー・合成皮革・プラスチック・木材など
布もOKみたいです。
私はホームセンターのスプレー塗料売り場で購入。
ミニサイズ缶(70ml)は税込で約900円でした。
カラーバリエーションも20色以上あり、定番色の小物なら大体マッチしそうです。
ちなみに、布製品に最適で洗濯も可能な「ジーンズ染めQ」もありますが、今回は店頭になく断念…。
染めてみます!
準備
- バッグのゴミや汚れは取っておく
- 養生テープ・マステ、アルミ箔で染めたくない部分をカバー
- ビニール手袋をする。
わたしはしなかったので、手を少し染めてしまい、落ちるのに時間がかかりました。 - 風のない日に屋外で新聞紙を引いて作業する
塗るときのコツ
- 15cmほど離してスプレー
- 躊躇せず、勢いよくシュッと!
- 薄く、素早く何度か重ね塗りするとキレイに仕上がります
実践!
左半分が1回塗り、右半分が2回塗り↓
(※写真ではわかりづらいですが…)
1回より2回と重ね塗ることでより色濃く、ムラなく仕上がります。
今回使った「ブラック」は、真っ黒というより少し薄めの墨色といった印象。
しっかり黒くするには重ね塗りが必須です。
↑ブラックをサッと紙に吹き付けてみた。
色あせが酷いところは、3度重ねて塗りました。
薄くぬれば、結構すぐに乾きますよ。
ミニサイズで染められる大きさ
70mlのミニサイズ缶で染められる面積は約0.2~0.4㎡とのこと。
これは大体、60cm四方ほど。
B5サイズが入る程度のバッグの表面と側面を、2~3回ずつ重ね塗りして、ちょうど使い切るくらいでした。
全体を染め直す場合は、264mlの大きめサイズが必要になりそうです。
【追記】しばらく使っていると、また色あせてきます。長く使いたい場合はまた染められるよう、264ml缶の購入をおすすめします!
ビフォーアフター
【Before】全体的に色あせて、赤茶色っぽくなっていました。
【After】色あせた部分がしっかり黒に戻り、見た目がシャキッと復活!
ついでに革の部分にもレザークリームを塗って、全体がきれいにリフレッシュされました。
まとめ
思っていたより簡単に、しっかり染まる!
お気に入りのバッグがよみがえって、とても満足です。